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2024/10/03 (木)

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アジアパシフィックアマチュア選手権|1st Round レポート

太平洋クラブ御殿場コースでの開催となった第15回「アジアパシフィックアマチュア選手権」。本大会はアジア太平洋地域のアマチュアゴルフをさらに発展させるための共同イニシアチブとして、アジア太平洋ゴルフ連盟、マスターズ トーナメント、R&A によって 2009 年に創設された。優勝者にはマスターズトーナメントへの招待と全英オープンの出場権が与えられる。

2010年と2011年には松山英樹、2018年には金谷拓実、2021年には中島啓太が優勝し、松山は2021年のマスターズトーナメントのチャンピオンにもなった。アジアのゴルファーにとっては千載一遇とも言える世界への道を広げられる貴重な夢のような大会である。

今大会には、アジア太平洋ゴルフ連盟に加盟する43団体から120名が出場した。

競技は本日10月3日から6日までの4日間、7,217ヤード、パー70のセッテイングで行われ、72 ホールストロークプレー、36 ホール終了時点で上位 60 位タイまでが決勝進出、72 ホール終了時に同点の場合はサドンデスプレーオフで順位を決定する。
本日は6時30分にアウト、インとも第1組がスタート。アウト1番では韓俊(株)太平洋クラブ社長を始めとする開催国の関係者が見守る中、オナラブルスターターとして豊島豊選手がティーオフして競技がスタートした。
前半組(アウト10組、イン10組)では、ランディ・ビンタン(インドネシア)が5アンダーで単独リーダー、1打差の4アンダーにワン・シェン(香港)、3アンダー3位タイにチチュン・チェン(台湾)、古瀬幸一郎(日本)、スンギョップ・チョ(韓国)が続いた。

11時からはクラブハウス2階に用意されたインタビュールームでオーガスタナショナル会長フレッド・リドリー氏、R&A CEO マーティン・スランバーズ氏、アジアパシフィックゴルフ連盟会長タミール・ハッサン・アミン氏の3名が列席しての主催者公式会見が催された。
最初にタミール会長が、「今年で15回目の開催で、現在は世界で活躍するトップアマが参加する大会となり、これからも尽力したいと思っています。今週は美しい太平洋クラブ御殿場コースでのプレーとなり、選手のスキルが試されます。太平洋クラブのご尽力にも感謝いたします」と挨拶した。

後半組がスタートすると雨が降る時間帯も何度かあったが、それほどの強い雨にはならず途中中断することなく進行した。後半組には知名度のある有力選手が多いだけに午前組トップのランディの5アンダーを上回る選手が出現するか注目される中、上位に加わってきたのは日本人選手だった。先に本大志が4アンダーで、さらに中野麟太郎も最終ホールのパー5を2オンしての3パットパーながらも4アンダーでホールアウト。ワンとともに3人が2位タイとなった。5位タイの3アンダーにも福住修が加わり、トップ11の内、4人が日本人選手が占めた。12位タイグループにも小林翔音と松井琳空海(りうら)の2選手がいて、日本人選手間での優勝争いの可能性も見えてきた。

この試合は観戦無料。松山のように将来世界のトップになる選手を探しに来てみてはいかがだろう?

Photo by TM PHOTOLINKS

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