R&A Sustainable Agronomy Service持続可能な農学サービス契約締結のお知らせ
株式会社太平洋クラブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 韓 俊 以下、太平洋クラブ)は、R&A(Royal&Ancient Golf Club of Saint Andrews:全英ゴルフ協会)が提供する「Sustainable Agronomy Service」契約を日本で初めて締結いたしましたので、お知らせいたします。
R&Aは、ゴルフ競技の世界的総本山として知られ、持続可能なコース管理の最良方法の実践のために専門家チームを有し、R&Aが主催する28の世界クラスのゴルフ選手権、全英オープン、AIG全英女子オープンなどのコースメンテナンスをサポートしています。
世界的なトーナメントをサポートする中で、蓄積された多くの経験や統計データに基づく科学的な根拠を、太平洋クラブのコースメンテナンスに反映し、温暖化や気候変動に配慮し、自然環境を守りながら、将来を見据えた持続可能(サスティナブル)なメンテナンスと、世界基準のコースクオリティを実現してまいります。
■R&Aが提供するクラブのための強化されたアグロノミーサービス
The R&A Sustainable Agronomy Serviceは、コースメンテナンス業務に対し農学的専門知識を提供し、効果的かつサスティナブルなコースメンテナンスをサポートいたします。
The R&Aのサスティナブルに関する考え方は、世界中のゴルフ施設がリソース削減、気候変動、規制変更の課題に直面する中、プレー環境の維持・向上のため、将来を見据えて今行動することが課題と捉えています。
The R&Aの最高経営責任者であるMartin Slumbers氏は、「The R&A Sustainable Agronomy Serviceは、アジア太平洋地域のゴルフ業界発展のため、当社のアグロノミー専門家の深い知識と経験を提供することで、サスティナブルなコースメンテナンスへのコミットメントを強化しています。」と述べました。
「サスティナビリティへの取組りはゴルフにとって重要な優先事項であり、The R&Aは自然、コミュニティ、リソース管理全般にわたりサスティナビリティへの取組を強く提唱しています。将来のゴルファーが楽しむために、ゴルフ業界全体が繁栄するように努めなければなりません。」
The R&Aのアグロノミーは、毎年The OpenやAIG Women’s Openを含むThe R&A主催の28のワールドクラスのゴルフ競技に農学的サポートを提供する豊富な知識と経験を持っています。
The R&A Sustainable Agronomy Serviceのアジア太平洋担当、Chris Gray氏は、「芝の状態とプレイ環境はどの施設においても成功に不可欠です。アジア太平洋地域での当社のサービスは、最も効率的かつサスティナブルな農学的手法を通じて、一年を通してコースの環境を維持し最適化するための方法とアドバイスを提供します。」
「The R&A Sustainable Agronomy Serviceはゴルフコースのメンテナンスチームと一体となって目標を設定し、それらを達成するための計画を策定します。このサービスは将来にわたってゴルフコースのメンテナンスの一貫性を確保するための長期的なパートナーシップを意味します。」
■契約期間
2023年10月1日〜2026年9月30日
■対象コース
太平洋クラブ 江南コース / 太平洋クラブ 美野里コース
■本件に関するお問合せは
太平洋クラブ コース運営部:03-5219-8191
〒100-6228 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内28F