8/26:1st Round レポート 地元御殿場在住の宮本勝昌が7アンダーで首位 朝から晴れていたことにより、陽射しのある場所では例年の御殿場コースより蒸し暑い気象状況(天候:晴れ、気温:30.07度、風速:3.8m/s、風向:東北東)の下でスタートした第10回目を迎える記念大会の『マルハンカップ太平洋クラブシニア』。シニアツアープロ84名と、予選会で出場権を獲得した太平洋クラブの会員36名、著名人18名の計138名で本戦が始まりました。 大会初日は天候にも恵まれ、TBSで大人気のSDGs体験イベント「地球を笑顔にする広場」や「日光さる軍団ショー ともきりきLIVE」などの観戦以外にも楽しめるイベントが盛り沢山に用意されていることもあり、早朝から太平洋クラブの会員を始め御殿場市民のご家族連れを始め、多くの一般のギャラリーが訪れました。ギャラリー数は2,303人に上りました。特にスタートホールの1番と10番のティーイングエリア周辺や9番、18番のグリーン奥には日傘を差しながら、あるいは木陰に座ったりして各組のプレー観戦を楽しまれていました。各イベント会場は子どもには大人気で、ギャラリープラザのテーブル席は空く間がないほどでした。 初日の競技はアウトトップスタートの飯島宏明がいきなり6アンダー66でホールアウト。その時点で2位は3アンダーでしばらくは差が詰まらないので、そのまま飯島のクラブハウスリーダーが続きました。 徐々に飯島に迫ってきたのは、アウトスタートの最終組の前週のトーナメントでシニアツアー優勝を挙げた宮本勝昌でした。宮本は1番ボギースタートながら、3番、4番で連続バーディー。5番ボギーの後、6番バーディーで再びアンダーパーの領域に。「このホールの8メートルくらいのバーディーパットが入ったのが大きく、流れが変わりました」という9番から快進撃が始まりました。10番もバーディー、11番パー5では第2打をグリーン奥のカラーまで運び、イーグルパットを沈めて5アンダーまで伸ばしました。さらに、14番から圧巻の3連続バーディーで飯島の6アンダーを2打も引き離す8アンダーとしました。 17番はパーで、迎える最終18番は、「パー5はすべてバーディー以上で上がりたい」という戦略でいたにもかかわらず、ティーショットを右に曲げて3オン。「グリーン横のリーダーボードを見て8アンダーというスコアを守りたい気持ちがあったかもしれない」と、ファーストパットを4メートルショート。パーパットも外してしまい、単独トップながら7アンダーでホールアウトしました。 飯島が6アンダーで単独2位。5アンダーの高橋朋戴とプラヤド・マークセンが3位タイ。4アンダーのソク・ジョンユル、グレゴリー・マイヤー、デビッド・スメイルの3人が5位タイとなりました。3アンダーの8位タイには5人いて、2日間大会だけに宮本にアドバンテージはありますが、優勝争いは混戦になることは間違いなく、最終ホールまで目が離せません。 太平洋クラブの会員で競うベストアマ争いは、総合でも30位タイとなるパープレー72で上がった斉野恵康選手がトップで、1オーバーに藤井幸博選手と吉本隆弘選手が続いています。 著名人の部では、昨年のベストアマチュアの広島東洋カープOBの前田智徳選手が2オーバーで単独首位に立ち、6オーバーの横浜DeNAベイスターズOBの谷繫元信選手を4打リードしています。 明日の優勝争いも注目ですが、イベント盛り沢山の上、出場プロ、著名人の愛用品やサイングッズが当たるチャリティー抽選会などもあります。 ぜひ、ご観戦に訪れてください。 8.26(土)1st Round組合せ発表(スペシャルゲスト参戦!) 1st Round:結果