プロアマフェスティバル|2022.08.26
16アンダーで2チームが並ぶも、横田真一チームが平均年齢差で優勝
本日も第1組のスタート時間の午前8時の気温は24度という快適なコンディションの中でプロアマフェスティバルが開催されました。終日、御殿場コースらしく気温が30度を超えることなく、お昼前には雲も薄くなって日差しも出て富士山の一部も見えるようになってきた中でチーム戦が行われました。
プロアマフェスティバルには、プロ30名とこれまでの来場実績などに基づいて招待された太平洋クラブの会員とプロ野球OB、往年のレジェンドアスリート、芸能人などの著名人の方々と、吉村金八PGA(日本プロゴルフ協会)会長、松井功本大会プロデューサーを含めたアマチュア90名が出場しました。
チーム構成は、30人のシニアツアープロにそれぞれ1名のプロ野球OBか往年のアスリートか芸能人が入り、太平洋クラブの会員などアマチュア3名が加わり計5人でチームを組んでの競技でした。
競技方法は、1番、4番、7番、10番、13番、16番からスタートするショットガン方式で、69歳以下の男性はプロアマ大会ティー、70歳以上のは男性はフロントティー、女性はレディースティーを使用しました。第2打以降は1つのボールを選択して4人が同じところから打っていくスクランブル方式での18ホールの競技で実施されました。
前日のプロアマラウンドが1組4人だったのに対して1組5人ということで「17か18くらい出さないとな」と言い合っているプロたちもいました。ところが、意外にも優勝スコアは伸びず、前日のプロアマラウンドと同じ16アンダーでした。ただ、16アンダーをマークしたチームが2組いましたが、アマチュアの平均年齢が高かった横田真一プロチーム(平均年齢・69.50)が小達敏昭プロチーム(平均年齢・53.25)を下して優勝しました。
横田プロは「元プロ野球選手だった山下大輔さんが70歳とはとても思えないくらいティーショットをガツンと飛ばして、後は全員でバーディーを狙って行きました。自分で言うのもおかしいですが、今日は私のショットとパットがとても良く、バーディーダッシュに貢献しました。調子のピークを誤ったかな、と思うくらいです。今日の絶好調を維持して、明日からの本戦に臨みます」と勝因を明かしてくれました。
プロもアマも大満足。グランピングBBQパーティ
プレー終了後には、歓談の場として各組毎に順次パッティング練習グリーン奥に設営されたグランピングテントに案内され、アサードBBQスタイルの第1部のパーティーを楽しまれました。アサード(Asado)とは肉の塊を炭火でじっくりと焼くアルゼンチンのBBQ料理で、ラテンミュージックの軽快なラテンのリズムとともに、新型コロナウイルス感染症対策に対応したスタイルで行われました。
第1部パーティ終了後には、田中雄介アナウンサーの司会で第2部のパーティが催されました。最初に韓裕社長から社員や出場プロに向けたウイットに富んだメッセージが披露され、その後、株式会社太平洋クラブ代表取締役社長 兼 株式会社マルハン代表取締役 北日本カンパニー 韓俊社長から挨拶並びに乾杯が行われました。
さらに、3月からPGAの新会長となった吉村金八会長と芹澤信雄副会長へのインタビューがあり、しばしラテンミュージックとアサートをゆっくり楽しみながら歓談の時を過ごしました。
その後、後半のアトラクションである大抽選会後に株式会社太平洋クラブ取締役 河本和彦副社長からの中締めの挨拶があり、最後に、富士山を背景に夜空を彩る打ち上げ花火が打ち上げられました。
ディフェンディングチャンピオンの森田徹プロは、「練習ラウンドした時も仲間から『ここに来ると、調子が良くなるみたいだね』と言われたのですが、自分でも何となく相性の良さを感じます。2大会連続優勝のチャンスがあるのは私だけですから、精一杯頑張ります」と、バーベキューを堪能しながら明日への意欲を語ってくれました。
明日からは有観客の本戦が行われます。76名のシニアツアープロと予選会から出場権を得た大平洋クラブの会員のアマチュアのほか、腕自慢のプロ野球OBや著名人も出場致します。当日券もありますので、是非ご観戦ください。