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第1日|1st Round Report 2022.5.25

ボギーフリー、6バーディーの櫛山勝弘が単独首位
初日のギャラリー来場は2,198人!

第1組がスタートする頃から穏やかな好天に恵まれた江南コースで初日を迎えた第8回「大平洋クラブチャレンジトーナメント」。

「若手の登竜門でもあり、ベテランの復活の舞台」でもある本大会だけに、杉原大河や米澤蓮、河本力、石川航といった将来が嘱望される若手プロから54歳の伊澤利光までの幅広いツアープレーヤー145名と3名のアマチュアを含めた148名が出場して3日間の競技がスタートしました。

初夏らしい乾いた微風が吹く程度の絶好のコンディションで始まった初日は、時間が経つにつれて湿度が上がり始めましたが、朝早くから多くのギャラリーが観戦(最終的には2,198人)に訪れたこともあって選手のモチベーションも上がり、好スコアが期待されました。

月曜日に開催されたプロアマ大会に青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構会長)の代役で出場して今大会のAbema TVでラウンドリポーターを務める田島創志プロも、「コースコンディションが素晴らしいのでビッグスコアが出る可能性は高い」と予見していました。

正午の気温が26.5度という絶好のコンディションながら午後に入ると不規則な向きの風が吹き出し、前半にスコアを伸ばしていた選手たちも伸び悩んだりと崩れだしました。

そのような状況の中、初日のリーダーとなったのは、24歳の櫛山勝弘でした。インスタートの11番と13番でバーディーを取った後、アウトに入ると5番から7番まで3連続バーディー、最終ホールとなるパー5の9番もバーディーとして、6バーディー、0ボギーの65で単独首位に立ちました。櫛山は、「このコースはティーショットをフェアウェイに置かないと縦の距離が合わなくて簡単にボギーを叩きそうなので、とにかくフェアウェイキープを心掛けました。その甲斐があって、18ホール中13ホールでパーオンすることができました。パーオンできなかったホールでも、グリーン周りからの比較的やさしいアプローチショットだったので、ボギーを叩くことなくまとめられました」とスコアをまとめられた要因を語っていました。

1打差の2位には、日高将史、吉田泰基、山田大晟の3人が5アンダー66で並びましたが、3人とも櫛山同様、「フェアウェイからとラフからとではまったく難度が違ってしまうコース。風の強さや向きもティーイングエリアとフェアウェイとでは違ったりするので、マネージメントに注意を払いながら明日以降はプレーしたい」と語っていました。

なお、注目選手の中では、河本力が4アンダーの5位タイ、伊澤とディフェンディングチャンピオンの伊藤慎吾が3アンダーの15位タイ、太平洋クラブ八千代コースで練習している杉原はイーブンパーの60位タイ、石川は3オーバーの120位タイ、米澤が4オーバーの125位タイでした。

江南コースから至近のところにギャラリー駐車場もあります。観戦は無料ですので、男子プロならではの豪快なショットを楽しみたい方や有望な若手を見出したいと思っている方も是非お越しください。今大会は27日の最終日まで、Ameba TVのスポーツチャンネルで午前9時から最終組がホールアウトするまでライブでご覧になることができます。是非、お楽しみください。

【PHOTO GALLERY 1st Round】
↑↓櫛山勝弘プロ

日高将史プロ
吉田泰基プロ
河本力プロ
杉原大河プロ

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チャリティ抽選会
江南コース18番ホール


Photo by TM PHOTOLINKS

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ベテランと若手の対決に注目!

チャレンジトーナメントは、ツアートーナメントへの出場資格を持たない新人選手やシード権を逃した選手たちが出場する、若手選手の育成とゴルフ界の発展を目的に創設されました。
2014年に新設された本大会は太平洋クラブが主催するトーナメントで、ギャラリー数が2019年チャレンジトーナメント史上最高値を記録するNo.1の大会になりました。
2018年から3日間競技となり、来シーズンのツアートーナメント出場権をかけて太平洋クラブ江南コースで熱い闘いが繰り広げられます。